Traveling Research Labratory 2016
Traveling Research Labratory 2016
Traveling Research Labratory 2016
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Traveling Research Labratory 2016

Traveling Research Labratory 2016

アーティストのmamoru、下道基行、デザイナーの丸山晶崇が中心となり2014年より活動を開始。2017年にアートマネージャーの芦部玲奈が加わる。ジャンルを問わず興味深いフィールドワークとアウトプットをしているリサーチャーや各地の資料館、 美術館などを訪ね、リサーチの手法やアウトプット、またそれらにまつわる作法に関するリサーチを行っている。

プロジェクト3年目となる2016年度の旅の地は小笠原諸島。リサーチ旅のキーワードは「Nodus(ノドス)」。「Nodus」とは、「接点、結び目、もつれ、難しい局面」など複層的な意味を含むラテン語。独自のクレオール的多様性、「Nodus」を含んだ小笠原にて、ゲストディレクターやゲストリサーチャーをメンバーに迎え、複数のリサーチャーによる視点と考察の違い、それらが接触・交換する時に生まれる化学反応を観察・記録することに取り組みました。旅後には今回試みた「全記録」、「グループ型フィールドノート」の要素を織り込んだ報告会ライブを行い、最終成果物としては旅のエッセンスを綴った11枚のポストカードと地図ポスターをセットにし同封しました。地図の裏面には、3年目の活動内容だけではなく、これまでの3年間の活動を振り返った対談形式のテキストを配しました。

Client: ARTS COUNCIL TOKYO
Art Direction & Design: MARUYAMA masataka
Artist: mamoru, SHITAMICHI motoyuki, EAT&ART TARO
Director: MORI tsukasa
Photo: KAWASE kazue
Printing: ATOMI Co., LTD.